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REHA STUDIO Gen-ekiがなぜ首・肩に注目した施術を行うのか?
こちらについて説明させて頂きます。
1. 若年層から頻発する首・肩の不調
1つは首や肩の痛みは成人の初期から頻繁に見られる症状だからです。
決して、加齢による原因だけではありません。
7年間の追跡調査では、10代後半の若者の17%が週1回以上の首・肩痛を訴えており、20代になると28%にまで増加します 。
Siivola, S., Levoska, S., Latvala, K., Hoskio, E., Vanharanta, H., & Keinänen-Kiukaanniemi, S. (2004). Predictive Factors for Neck and Shoulder Pain: A Longitudinal Study in Young Adults. Spine, 29, 1662-1669.
2. 慢性的な首・肩痛は生産性を下げる
2つ目は個人の問題だけではないからです。
コンピュータ業務に従事する若年層では、首や肩の不調によって約26%が生産性の低下を経験し、欠勤にもつながることが報告されています
Van Den Heuvel, S., Ijmker, S., Blatter, B., & De Korte, E. (2007). Loss of Productivity Due to Neck/Shoulder Symptoms and Hand/Arm Symptoms: Results from the PROMO-Study. Journal of Occupational Rehabilitation, 17, 370 – 382.
筋肉の違和感があること集中力が落ち、業務効率や意思決定にも悪影響が及びます
Nakphet, N., Chaikumarn, M., & Janwantanakul, P. (2014). Effect of Different Types of Rest-Break Interventions on Neck and Shoulder Muscle Activity, Perceived Discomfort and Productivity in Symptomatic VDU Operators: A Randomized Controlled Trial. International Journal of Occupational Safety and Ergonomics, 20, 339 – 353.
上記2つのように首や肩のトラブルは個人だけでなく、社会に及ぼす影響も大きいことから解決すべき課題であると考えられます。
私のVISIONである’現役寿命を延伸する’にあたり最も解決しなければいけない課題だと考えました。
3. 正しい姿勢・運動と対策が予防のカギ
姿勢不良や静的姿勢の継続が首・肩の痛みに深く関連しており、動的な運動(特に呼吸と心拍を上げる運動)を週60分以上行うことで痛みのリスクが有意に下がるとされています。
Wang, C., Whitehead, L., Cruickshank, T., Lo, J., Xia, J., & Wen, J. (2022). Feasibility and therapeutic efficacy of a two-week low-level laser acupuncture therapy for shoulder and neck pain in office workers: Protocol for a pilot, single-blind, double-armed, randomised controlled trial. PLoS ONE, 17.
上記のように若いうちからの「意識」が、未来の健康を守ります。
正しい姿勢・運動と対策が予防のカギであり、これはまさにREHA STUDIO Gen-ekiの私の仕事です。
また慢性的な肩や首のトラブルがある場合も、業務の生産性を低下させます。
これは世代に関係なく働く皆さんに当てはまることです。
首や肩の不調は、決して中高年だけの問題ではありません。
今こそ、姿勢・運動・生活習慣を省みて現役寿命を延伸しGen-ekiで在り続けられる未来を守ることが大切です。
以上がREHA STUDIO Gen-ekiが首・肩に注目した施術を行う理由です。