肩自在について

肩自在のミッション

「肩を自在に動かし、好きなことを続けられる人を増やす!」

肩の治療に取り組んできた経験、知見を活かしあなたの肩が自在に動かせるよう努めます。

肩の悩みがなく、自在に動かせれば好きなこと、やりがいを継続することができます!

そんな人々が世の中たくさん溢れたら、とても前向きで素晴らしい社会になると本気で考えています!

 

 

肩自在ブログ設立の目的について

肩は体の関節の中でもトップクラスに複雑で、治療も難解です。

それにも関わらず、肩をより簡単に説明したり、疑問に答えているブログが少ないと感じたことが肩自在ブログ設立の目的になります。

 

ではなぜ肩関節が複雑で、治療も難解なのかその理由を詳しくご説明します。

肩というのは主に上腕が肩甲骨、鎖骨に収まってその間を筋肉や靭帯などの組織とくっついて構成されています。

他の関節と大きく異なるのは、関節の可動範囲がとても大きいということです。

 

例えばご自身の指、第一、第二関節を曲げ伸ばししてみてください。

曲げ伸ばしはできますが、捻ったり、斜めに傾けたりすることは難しいですよね。

肩の場合は、前後左右、捻って後ろに回したり、斜め横に手を伸ばしたり、自在に行うことができます。

 

このルーツをたどると、進化の過程で四足歩行から二足歩行になるする際に、自由になった前足が発達したものが、私たちの腕、肩です。

先人たちはこの腕、肩を自由に使えることで、木の上の高いものを取ったり、石を投げて狩猟できるようになりました。

 

このように肩関節は大きな可動範囲を持つことに加え、さらに現代ではMLBの大谷翔平選手しかりボールを160km/hで投げるというのも決して珍しく無くなっています。

肩関節は大きな可動範囲(柔軟性)を持ち、大きなパワー(剛性)も発揮できるということです。

 

本来は可動範囲と、パワーの関係は相反します。

ですが、肩だけは大きな可動範囲(柔軟性)と大きなパワー(剛性)という矛盾した二つの特性持っています。

この矛盾を兼ね備えた関節は他にはありません。

 

これは決していいことばかりではありません。

肩に大きな可動範囲があるということは、少しずれたりするだけでも脱臼するリスクがあります。

 

肩関節脱臼は関節脱臼のうち約半分を占める

と言われていることからも、いかに不安定であるかがわかります。

不安定に加えてパワーが発揮できるとなると、肩関節には容易にトラブルが生じやすいことがイメージできるでしょう。

 

また、大きな可動範囲(柔軟性)と大きなパワー(剛性)の矛盾する二つを兼ね備えているということは制御系がとても複雑です。

その複雑さ故、一度損傷を受けると狂った制御系を元に戻すのはとても難しいのも肩関節の特徴と言えます。

 

どこかを痛めれば、その組織をかばい、逆に全く使えなくなってしまう筋肉があり、損傷部位以外にも広範囲に影響を起こします。

これによって肩の運動は大きく阻害され、絡まった糸を解くかの如く難しく、複雑な症状となってしまうのです。

 

これに加え、持病の有無や個体差、生活習慣・仕事環境、心因性ストレスなど様々な影響を受けて肩のトラブルが発生すると考えられています。

 

長くなりましたが、これだけ複雑な肩関節を、わかりやすく簡単に説明するなど、途方もなく難しいことがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

有識者ですらわかっていないこともたくさんある中で、一介の理学療法士がそれをやろうというのは難しいだろう。

そのご意見も承知の上です。

 

ただ今この時にも悩んでいる人は、間違いなくたくさんいて、その方達を解決に導いてあげられない状況は一人の治療者としてとてももどかしく、そして何より辛いです。

 

難しいからやらない。

できない。

言うことはとても簡単です。

 

「だったらいしPがやろうじゃないか。」

肩の治療に長年従事し、五十肩の治療責任者にまで抜擢された、知識、経験をより活かすなら、ブログにして悩める多くの人を助けたい。

 

それが肩自在ブログ開設の思いです!

 

実際に治療を受けてみたい方はこちらをご覧ください。

 

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