五十肩と肩甲骨の痛みにおすすめの湿布3選!使い分け解説付き
肩甲骨の奥がズキズキ痛んで辛いから湿布を貼ろう。
「五十肩かな?とりあえず湿布を貼りたいけど、種類が多すぎてどれがいいのか分からない…」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
実は、五十肩や肩甲骨周りの痛みには、選ぶべき湿布の成分に明確な違いがあります。
適当に選んでしまうと、効果が薄いばかりか火傷の原因になることも。
この記事では、体の専門家である理学療法士の視点から、本当に効果が期待できる湿布の成分をランキング形式で分かりやすく解説します。
あなたにぴったりの湿布を見つけて、その辛い痛みを少しでも早く和らげましょう。
筆者:いしP
理学療法士を15年、年間7500人以上の肩のトラブルを抱えた人が来院する整形外科で、五十肩リハビリ治療責任者として活躍した経歴がございます。
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Contents
五十肩や肩甲骨の痛みが出る原因は「筋肉の酸欠」かも?
そもそもなぜ五十肩の痛み、肩甲骨周りが痛みが出るのか?
デスクワークを長時間続けていると、肩甲骨の内側や肩がガチガチに固まりますよね。
これは、筋肉がずっと同じ姿勢で緊張し続けることで、血の流れが悪くなっているサインです。
血の流れが悪くなると、筋肉は「酸欠」のような状態になります。
すると、筋肉の中に発痛物質という痛みの原因物質がたまってしまい、これがズキズキとした痛みを引き起こすのです。
専門的には筋膜性疼痛(きんまくせいとうつう)と呼ばれることもあります。
五十肩や肩甲骨の痛みに対する湿布は「火消し役」として優秀
五十肩や肩甲骨のズキズキとした炎症の痛みに対して、湿布はこの燃え上がっている「痛み」や「炎症」を、皮膚から直接成分を染み込ませて鎮める役割があります。
飲み薬のように全身に回らないので、胃腸への負担が少ないのもメリットです。
まずは湿布で「炎症(痛み)」を落ち着かせることが大切です。

五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ3選
五十肩や肩甲骨の痛みに効く湿布を探す場合、ドラッグストアに売っているたくさん中のからどれを選べばいいのでしょうか?
理学療法士の視点で、「痛みを和らげる効果」に着目して成分を選びました。
実際にパッケージの裏側(成分表)を見ながら選んでみてくださいね。
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第3位
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第3位は、
血液の循環を助ける「ビタミンEなどの血行促進成分」の湿布です。
これらの成分は、患部の血流を良くして、筋肉にたまった老廃物を流す手助けをしてくれます。
スーッとする清涼感があるものが多く、気持ちのリフレッシュ効果も期待できます。
特に肌が弱くて強い薬が使えない方や、軽いコリの方には、サリチル酸メチルやビタミンEが含まれたタイプがおすすめです。
市場に出ている商品ですと「サロンパス」などが有名です。
続いて第2位です。
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第2位
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第2位は、
じんわり温めて血流を良くする「温感成分(カプサイシン)」の湿布です。
カプサイシンは、痛みを伝える神経の物質を減らす効果があることが分かっています。
また、ピリピリとした温感刺激で血行を良くしてくれるので、慢性的なコリに効果が期待できます。
痛いというより、冷えて重だるいという方には、トウガラシ成分(カプサイシン)が入った温感湿布がおすすめです。
市場に出ている製品ですと、「温シップ」、「温感シップ」と書かれているものにあたります。
1点注意が必要なのですが、お風呂上がりに貼るとヒリヒリしすぎることがあるので、貼るタイミングには注意が必要です。
肌が弱い方は、最初は短い時間から試してみてください。
いよいよ第1位です。
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第1位
五十肩や肩甲骨の痛みに効く!湿布の成分おすすめ第1位は、
痛みと炎症を直接抑える「鎮痛成分(NSAIDs)」の湿布です。
これらは「NSAIDs(エヌセイズ)」と呼ばれ、痛みの元となる物質が作られるのをブロックする強力な力を持っています。
筋肉の炎症を直接抑えてくれるので、急な痛みや強い痛みにとても効果的です。
市場に出ている商品ですと、
- ロキソプロフェン
- ジクロフェナク
- フェルビナク、ケトプロフェンなど
です。
医療用で処方される湿布はほぼこれです。
これらはどれも効果が高いですが、人によっては肌に合わないこともあるので、まずは使い慣れたものや薬剤師さんに相談できるものから試してみましょう。

五十肩に湿布を使う時の注意点と副作用
五十肩に湿布を使う時の注意点と副作用について説明します。
湿布は手軽ですが、薬であることに変わりはありません。
安全に使うために、以下のポイントに注意しましょう。
- 肌のかぶれ: ずっと同じ場所に貼り続けると、皮膚が赤くなったり痒くなったりします。入浴後は少し時間を空けてから貼る、貼る場所を少しずらすなどの工夫をしましょう。
- 光線過敏症(こうせんかびんしょう): 「ケトプロフェン」という成分が入った湿布を貼ったまま日光に当たると、ひどい日焼けのようになることがあります。この成分を使う時は、服で隠れる場所に貼るようにしましょう。
- 高齢の方や持病がある方: 湿布は副作用が少ないですが、腎臓が弱い方などは注意が必要な場合があります。不安な方はお医者さんや薬剤師さんに相談してください。

湿布だけでは治らない?理学療法士が教える根本治療
湿布だけでは治らない?考えていくべきはあくまで根本治療についてです。
残念ながら、湿布は痛みを一時的に麻痺させる「対症療法」であり、五十肩や肩こりの根本原因を治すものではありません。
湿布を止めたらまた痛くなる…という場合は、生活習慣や体の使い方を変える必要があります。
根本解決には「動かすこと」がとても必要なのです。
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ運動やストレッチを取り入れましょう。
またデスクワーク周りの環境設定を行い正しい姿勢を保ち、適度に運動することで、筋肉の血流が良い状態をキープできるようになります。
私たち理学療法士は、あなたの体のクセを見抜き、正しい動かし方を指導するプロです。
湿布を貼っても良くならず、痛みが長引いているという場合は、一度整形外科を受診し、リハビリの相談をすることをおすすめします。
もしリハビリが適応外のあなたはREHA STUDIO Gen-ekiでお待ちしています!
五十肩と肩甲骨の痛みにおすすめの湿布3選!使い分け解説付きのまとめ
五十肩と肩甲骨の痛みにおすすめの湿布3選!使い分け解説付きのまとめです。
最終的なおすすめは以下の通りです。
- 痛みと炎症を直接抑える「鎮痛成分(NSAIDs)」の湿布
- じんわり温めて血流を良くする「温感成分(カプサイシン)」の湿布
- 血液の循環を助ける「ビタミンEなどの血行促進成分」の湿布
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